「臨牀看護 関節リウマチケアの基本と患者の意思決定を支える看護」
前述の国会図書館で見つけた一冊。
看護職の方向けの専門誌ですが、リウマチについて色々とコンパクトにまとまっていて読み応えがありました。公式HP*1で目次が確認できますが、一部引用。
専門的な診断基準やスケールなども掲載されていましたが、個人的には心理的支援、事例をあげてのアセスメント*2•モニタリング*3について記述があったのが嬉しかったです(家族ケアの項はJIA=若年性突発性関節炎についての事例検討でした)。
慢性の疾病にかかると、無力感、将来への不安感、これまでの生活を変えなければいけないイライラ、色んな気持ちがない交ぜになります。私も看護師さんの前で泣いてしまったことがあります。看護師さんに気持ちが助けられたこともあります。
ただ、逆に知人の看護師からこころない発言を聞いたこともあります(その知人は私がリウマチと知りません)。その方は知識がなかったからこその発言でしょう。専門的な知識をもつ看護師さんが増えると、身体的にも、心理的にも助かると感じます。
他にもRA看護師ネットワーク*4や生物学的製剤の比較表、栄養指導、口腔衛生等についての記事がありましたので、興味がある方はぜひ。
…って臨床看護休刊になってしまうのですね〜(´;ω;`)まだアマゾンでは手に入りますし、ご近所の図書館でもご確認を〜。