ハーシー色のタイル100枚

妊娠生活とリウマチネタ中心ですよ

『水郷から来た女 御宿かわせみ 三』

筆者の作品からは、湿度を感じるというか、読んでいて江戸の風景が浮かんでくるのが好きです。すすき野原や風鈴屋のいる路地に飛んでいけます。

本作は表題作「水郷から来た女」を含む9編からなる短編集。

 子を想う親の気持ちに関わる話がいくつかあり、今の私はちょっと感情移入してしまういました。相変わらず、おるいさんは東吾様にべたべたに惚れてていちゃいちゃしてます。

待ち時間には短編集が区切りをつけやすくてよいし、続けて読もうかな。