デモは収まったみたいだけど
ブルーなカラーのおっ父やその友人から、出稼ぎに来る中国の人の様子は聞いていたし、自宅に招いたこともあったので、ここ数カ月の反日デモの報道はあり得るなーと思いつつ、しっくりこない面もありました。
つことで違和感解消のヒントになればなあと、とりあえず図書館で借りてきた2冊。
中国人と気分よくつきあう方法―外交官夫人が見た中国 (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 花沢聖子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/06
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中国人を理解する30の「ツボ」 (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 李景芳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/08/24
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日本人の著書と中国人の著書。タイトルからしてどちらも挑戦的な気がしないでもないですが、*1日常の出来事や習慣から中国人の性質を探る、という描き方はほぼ同じ。ただ、当然のことながら著者の視点はだいぶ違います。
日本人(特に中国人と仕事をしたことがある人)が読む場合、花沢氏の著書の方は思わず頷いてしまう事例が多いと思います。パラグラフ『利己的合理主義』や『相手のテリトリーに入らない』で記されている事柄は、非常によく見られる特徴ではないでしょうか。
『ツボ』の著者中国人の李氏は文革→開放の時代に青春時代を送った方で、現在は日本在住。中国の歴史や風土を織り交ぜながら中国人の性質について説明しています。自国のあり方に危機感をもっているようです。
…と続けて書きたいですが眠気がきたのでこの辺で。たぶんまた追記します。
*1:編集側が勝手に考えちゃったんじゃないかって感じでもあります。新書だとタイトルひねるのは難しいのかな?